毎年、5月下旬から6月下旬にかけては、総会シーズンです
今週は、中小企業家同友会、青年税理士連盟などの総会に参加しました。
だいたいどの企業・団体も議事は、
1)終了した事業年度の活動報告とその承認、
2)次期年度の活動計画の承認がメインとなります。
各企業・各団体ともに、株式会社等であれば出資金、各種団体であれば会費という形で
お金の提供を受けて活動を行っています。
その提供を受けたお金の使い道を、その提供者に報告し承認を得ることになっています。
つたない報告を行うと、ときには議場から容赦ない意見・質問が浴びせられることもあります。
報告者は、議場からどのような質問があるのか、
あらかじめ問答集を作成する企業・団体も少なくないと思います。
一般企業に限った場合、企業へ出資している人は、その出資に見合う配当を得ようと考えます。
企業が配当を行うには健全な経営が必要です。
出資者は配当が減額あるいは受けられない可能性がありますので、
経営がうまくいっていない場合には、真剣に企業経営について意見をいいます。
出資者を、うっとうしい存在と捉えるか、企業の味方として捉えるかは経営者次第です。
一方で、多くの中小企業の株主総会は、シャンシャンで終了します。
あるいは、書面だけで終えているところも多いと思います。
それは、お金の出資者と経営者が同一人物であることが主な原因です。
総会を開催したとしても、経営について意見を言える立場の人は、議場におりません。
このことは、経営のチェックという点から、あまり好ましくないといえます。
企業の経営状況を把握する立場にある税理士としては、
積極的に経営のアドバイスなり、チェック機能を果たしていきたいものです。